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ZEHって何?2030年義務化で変わる家づくりのポイント


「ZEHってよく聞くけど、実際はどんな家?」

そんなふうに思ったこと、ありませんか? 最近では住宅展示場や工務店の広告などでも「ZEH住宅」という言葉を見かける機会が増えてきました。

実は、ZEHはこれから家を建てる人にとって“知らないと損する”大切なキーワードなんです。

2025年には新築住宅に省エネ基準の適合が義務化、そして2030年にはその基準がさらに引き上げられて、ZEH水準が当たり前の時代に。

さらに、2027年には新築住宅の省エネ性能を評価する「住宅性能表示制度」の基準も見直される予定で、制度面からもZEH対応が進んでいく流れに。

この記事では、建築と不動産の両面に関わる宅地建物取引士の立場から、ZEHの基本や制度の動き、そして家づくりで今できる準備まで、やさしく解説していきます。


もくじ

ZEHの基本:そもそもどんな家?

ZEH(ゼッチ)は「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(net Zero Energy House)」の略で、簡単に言うと「自分で使うエネルギーを、自分でまかなえる家」のことです。

具体的には、以下の3つを組み合わせて、年間のエネルギー収支が実質ゼロを目指します:

  • 高断熱で冷暖房のムダをなくす
  • 省エネ設備で電気の使用量を減らす
  • 太陽光発電などでエネルギーを創る

ZEHの種類と特徴

標準的なZEH

  • エネルギー消費量を20%以上削減
  • 再生可能エネルギーで年間の消費分をまかなう

ZEH+(ゼッチプラス)

  • 削減率25%以上
  • 蓄電池や高度な省エネ設備の利用

Nearly ZEH

  • 創エネが難しい寒冷地向け
  • 削減率75%以上

ZEH Oriented

  • 都市部の狭小地向け(太陽光設置が難しい場合)
  • 創エネなしでも基準クリア可

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ZEH義務化のスケジュール

2025年:省エネ基準の義務化

これまで「努力目標」だった基準がすべての新築住宅で必須に。

2027年:住宅性能表示制度の見直し

省エネや断熱性能の評価が明確化され、設計段階での検討がより重要に。

2030年:ZEH水準が“当たり前”に

新築住宅はZEH基準がデフォルトになる流れ。

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メリットとデメリット

メリット

  • 光熱費が節約できる
  • 断熱性が高くて快適
  • 災害時にも安心
  • 資産価値が高まる

デメリット

  • 初期費用が高め
  • 設計に制約があることも
  • 設備のメンテナンスが必要

補助金や支援制度を活用しよう

2025年時点の主な補助金制度:

  • 環境省:ZEH住宅 55万円/ZEH+住宅 90万円
  • 国土交通省:ZEH水準住宅 最大60万円

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既存住宅のZEH化はできる?

  • 断熱リフォーム(外壁・天井・窓)
  • 省エネ設備への交換
  • 太陽光発電の後付け

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今からできる準備

  • ZEHビルダーに相談
  • 土地選び(南向きの屋根など)
  • 資金計画とローンの準備

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まとめ:ZEHはこれからの住宅スタンダード

2025年〜2030年にかけて、省エネ・創エネ住宅が標準になります。

将来の家づくりに備えて、今から制度を知り、活用し、計画的な準備を始めましょう!

(※本記事には広告を含む場合があります。制度詳細は各公式サイトをご確認ください)

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この記事を書いた人

Kamikiと申します。
普段は建築会社で働きながら、宅地建物取引士として不動産にも関わっています。
このブログでは、「これから家を建てたい」と考えている方に向けて、
土地探しや住宅制度のことなど、ちょっと難しそうな話もわかりやすくまとめています。
初めての家づくりが少しでも安心できるよう、お役に立てたらうれしいです。

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